五百仏寺年間行事
新年祝祷大護摩供
新しい年を迎えて心身ともに改まった機会に、一年の計を本尊に報告し家内安全や身体堅固を祈る法会です。
修正会
年頭に当たり去り行く年の反省をするとともに来たる年の諸願成就を祈ります。当山では「如意宝珠法」といわれる秘法を修します。
節分会・星祭り
冬から春に移る立春の前日に、豆をまいて諸厄を祓い福を招き、より幸せな人生を志求して行う祈願行事です。人の運命に絶えず影響を与える北斗七星、九曜星、二十八宿を供養して、「災害を逃れて安全に生活する息災」「福徳を増進させ生活を豊かにする増益」「健康を保ち長生きする延命」の三つを祈ります。
「星祭り」とは、年の変わり目である節分にその年の自分のあたり星を祭り、悪い年は悪事災難を免れるように、また善い年は一層善くなるよう祈ります。
彼岸会
「春分の日」や「秋分の日」を中日として一週間は「彼岸(ひがん)」と呼ばれ、その期間の間に先祖の霊をなぐさめ、成仏を祈る法要です。
永代経
寺院と回向者とを結び、永代にわたり供養する法会です。当山では本尊前に過去帳を奉じ、春秋の彼岸及び祥月命日に回向させていただいています。
青葉まつり
弘法興教大師の生誕月である六月に京都では古くから両大師の生誕を祝い、青葉まつりとして山車やお稚児さんが練り歩き初夏の風物詩となっております。当山では御大師様縁日に御砂踏み巡拝を奉修し、両大師様のご生誕を皆様と一緒にお祝いします。
初盆並びに施餓鬼供養
初めてのお盆を迎える精霊を特別に回向いたします。施餓鬼(せがき)とは、お釈迦様が一切の霊が飢えることのないよう、高弟の一人である阿難尊者に命じて加持をさせたという伝えからはじめられるようになった法会です。
御魂まつり並びに塔婆供養
お申込みいただいた方の塔婆を浄書し供養いたします。
奉納落語会
当山では送り盆の夜、納涼を兼ねて壇信徒の皆様と落語を楽しみ、精霊落しとしております。旭笑長屋の皆様のご協力のもと開催しております。
報恩並びに放生会
仏教伝来の諸尊者やご先祖様を思いやり、又、私たちが生きるため口にしている色々な食べ物に報恩感謝のお参りをして息災延命をお祈りします。